平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(4)相互接続性確保のためのHATS推進会議の推進

 高度化・多様化するISDNサービスやOSI概念の導入、マルチベンダ化の進展等により、標準に基づいて開発されたシステムの相互接続性・相互運用性を確認する必要が高まり、これに対処するため関係機関の参加により「HATS(Harmonization of Advanced Telecommunication Systems:高度通信システム相互接続)推進会議」が開催されている。
 これまでのG4ファクシミリ、電話・ターミナルアダプタ、メッセージ通信システム(MHS)、構内交換機(PBX)、アナログ電話に加え、LAN(ローカルエリアネットワータ)間接続、デジタルテレビ電話・会議装置についても相互接続試験が進められ、基本的な相互接続性が確認されている。今後は、コンピュータターミナル等についても相互接続試験が行われることとなっている。
 さらに、これらの活動に関する周知・啓発を行うため、普及体制の強化が行われている。

 

 

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