平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3)地球環境問題への寄与

 ア 広告付郵便葉書(再生紙)を利用した地球環境保全事業への寄附
 地球環境の保全が重要な取り組むべき課題となっている状況下にあって、葉書や封筒等大量の紙の消費を伴う郵便事業においても、地球環境の保全に貢献することが重要な責務となっている。
 こうした観点に立ち、地球環境の保全を図るための事業に、お年玉付郵便葉書等の寄附金を配分し、支援を行うこととしている。
 4年度においては、地球環境の保全にかかる寄附金は、広告付葉書により募集することを予定しているが、この広告付葉書には、郵便葉書として初めて再生紙を使用することとしており、こうした仕様の面からも、再生紙の利用促進等地球環境保全の重要性を利用者に啓発していくこととしている。
 イ 低公害車の試行配備
 昨今、自動車の排気ガス等による大気汚染が、大きな社会問題となっている。郵政省では、郵便物の集配用として多くの軽自動四輪車を使用していることから、これらの問題の解決策の一つとして低公害車の導入に積極的に取り組んでおり、3年10月から電気自動車(軽自動四輪車)14両及びメタノール自動車(2t車)1両の計15両の低公害車を郵便物の集配用として試行配備している。

低公害車の試行配備

 

 

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