平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(4)中波ステレオ放送の開始

 我が国におけるラジオ受信機の保有台数は約1億6,000万台(一人当たり1.3台)と言われ、ラジオ放送は、最も国民に親しまれている放送メディアの一つであるが、近来の国民の放送に対する高品質化のニーズの高まりの中で、中波放送についてもステレオ化することにより、スポーツ中継に臨場感を持たせたり、音楽放送に立体感を持たせるなど、より高品質な音声放送を求める要望が高まっている。
 このため、郵政省は必要な技術基準について検討を行っていたが、4年1月、中波ステレオ放送実施のための関係省令を公布・施行した。中波ステレオ放送によるサービスは、4年3月から開始している。

 

 

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