平成4年版 通信白書

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第3章 ゆとりと活力のある情報社会の形成と電波利用

(2)警察無線

 警察の情報通信システムは、警察活動における指揮、報告、連絡等の情報伝達手段として、警察運営上の神経系統としての役割を果たしている。
 全国の警察機関は、警察自営の無線多重回線、車載無線及び携帯無線等約10万局の各種の無線局により構築する情報通信システムを活用している。
 現在警察では、通信量の増加と高度化に対処するための幹線通信網の2ルート化やデジタル化、警察無線の傍受、妨害といった状況に対処するための警察移動無線のデジタル化、パトカーに搭載した端末装置から警察庁のコンピュータヘ各種の照会を直接行う「パトカー照会指令システム」の整備等を進めている。

 

 

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