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第1章 平成3年情報通信の現況(1)国別情報流通の概要今回初めて計量を行った国別情報流通の動向をみると、1990年の供給情報量(日本を含め、主要30か国の合計)は、1980年の1.83倍であった。また、主要なメディアの供給情報量について、30か国の総量をとり、その10年間の伸びの推移をみると、電話の伸びが一番大きく、1980年の1.71倍となっている。T<5>放送は、1.41倍の伸びで、電話の伸びより低いが、1989年から1990年の1年間の伸び率(7.0%)は前年の伸び率の3倍と大きく伸びている。TV放送、電話とも開発途上国の伸びが先進工業国の伸びを大幅に上回っており、供給情報量の格差が縮小しつつあることがうかがわれる(第1-3-17図及び第1-3-18図参照)。
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