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第3章 ゆとりと活力のある情報社会の形成と電波利用(3)海上保安通信海上保安庁では、本庁や全国の海上保安官署、巡視船艇等に無線局を設置し、これらの無線局相互間で、指令、報告及び情報の伝達を行っており、また、捜索救助に関する通信、航行安全に関する情報の提供のための通信等、我が国周辺海域を航行する船舶との間における海上保安に関する通信を行っている。さらに、GMDSS(海上における遭難及び安全の世界的な制度)が導入されたことに伴い、衛星を介して遭難の発生とその位置を知ることができるシステムの地上施設や航行船舶が海上安全情報を印字により自動受信できるシステムの送信局等を運用するとともに、関連通信施設の整備を進めている。
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