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第1章 平成3年情報通信の現況(2)各種生活情報に対する家庭の意識ここでは、郵政省調査(付注5参照)を基に、各種生活情報に対する生活者自身の意識め状況をみることとする(第1-3-29図参照)。家庭生活において入手される各種情報の量についてみると、生活情報の各区分とも、約56%の家庭が適度あるいはそれ以上であると感じており、特に、「衣類・日用品・食品の購入」に関する情報については83.9%と高率であった。一方、各種情報の質についてみると、約5割の家庭が「どちらともいえない」と回答しているが、「衣類・日用品・食品の購入」に関する情報については、「良い」と回答した家庭の割合が40.8%と高率であり、消費生活に関する情報は、質量ともに満足度が高いものと推測される。 また、より多くの情報入手を求めている主な情報区分としては、「地域活動、地域の催事関係(50.1%)」、「健康、医療・福祉関係(45.2%)」、「教養関係(42.1%)」、「子供の教育関係(38.5%)」の順で高率であり、身近な生活環境における情報ニーズの高さがうかがわれる。
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