平成4年版 通信白書

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第3章 ゆとりと活力のある情報社会の形成と電波利用

(2)地球環境問題の取組に寄与する情報通信ネットワークの研究開発

 地球環境保全の基盤を形成するには、地球環境の観測・監視体制の確立、地球環境の現状の解明に必要なリモートセンシング技術の研究開発とともに、観測データ処理技術の向上、環境データ・情報の国際的・学際的な相互利用の促進等が必要である。
 このため、郵政省では、3年度から、国内外の研究機関で取得されている各種の情報や地球環境データを相互に利用可能とする情報ネットワーク及び広域に分散した観測点から地球環境計測データを集めてデータベース化する計測ネットワークの研究開発を開始している。また、こうした各種の地球環境に関する情報・データを円滑に流通させることにより、国際的・学際的な調査研究を行うための地球環境情報ネットワーク及び地球環境観測・監視システムの開発、整備等について開発調査を行っている。

 

 

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