平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

3 情報通信による豊かさとゆとりのある生活環境の整備

  (1)  身体障害者の通信・放送サービス利用の円滑化

 すべての国民一人一人が豊かさとゆとりを実感できる生活大国を実現するためには、誰もがテレビや電話等の情報通信の利便性を等しく享受できるようにすることが重要な課題になっている。
 このような背景から、身体障害者がテレビ等の通信・放送のサービスを十分に受けられるようにするため、テレビの字幕放送や解説放送の充実、新しいサ-ビスの開発等に向けた取組が必要とされている。
 このような理由から、[1]字幕放送(聴覚障害者向け)・解説放送(視覚障害者向け)の番組制作に対する助成、[2]字幕放送を行うために必要な文字多重放送設備等の整備に対する利子補給、[3]身体障害者向けの新しい通信・放送サ-ビスの開発に対する助成、及び[4]身体障害者向けの通信・放送サ-ビスに関する情報提供を実施するためのデ-タベ-スの整備等の施作を推進するこことしている。

 

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