平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

2 放送ソフトの充実のために

 (1) 放送番組普及センター施設整備事業及び映像ソフト交流促進施設整備事業の推進

 社会的・文化的に貴重な国民的財産である放送番組を組織的・継続的に収集・保管するとともに広く国民に公開することなどを通じて、放送文化の継承及び発展並びに放送の健全な発達に資することを目的に、元年度より「放送番組普及センター施設整備事業」を推進しており、日本開発銀行等からの低利融資による支援施策が講じられている。
 また、郵政省では、(財)放送番組センタ-を放送法に基づく「放送番組センタ-」として指定している。同センタ-では、横浜市のみなとみらい21横浜館内に、約60名が視聴可能なビデオブ-ス及び230 名収容可能な映像ホ-ルを備えた放送ライブラリ-を開設して、保存番組の一般公開を行っており、5年3月までに約3万人の利用に供されている。
 また、郵政省では、多様な放送番組の効率的な制作に役立ち、地域文化の保存・継承・交流等に貢献するとともに、地域の情報化等を推進することを目的として、4年度より「映像ソフト交流促進施設整備事業」を推進している。映像ソフト交流促進施設については、民活法の特定施設(テレコムプラザ)の一類型として日本開発銀行等からの無利子融資、低利融資、税制の特例措置といった支援施策が講じられている。
  

 

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