平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

5 情報通信による国土の均衡ある発展

  (1)  多極分散型国土形成の推進

 3年12月、国土審議会に、第4次全国総合開発計画(昭和62年策定)の総合的点検作業を行うために調査部会が設置された。これは、総人口の伸びの鈍化、高齢化の急速な進展、グロ-バリゼ-ションの一層の進展、情報化、サ-ビス化の進展等の産業構造の変化、価値観の多様化を反映したより質の高い生活へのニ-ズの高まり等の情勢変化を踏まえ、多極分散型国土の形成を推進していくため、長期的視点に立って、国土政策の対応方向を明らかにすることを目的としている。そして、今年末に、調査・審議の結果を取りまとめる予定である。
 郵政省としても、地域主導の地域づくりと公共投資の計画的実施の推進に関し、情報通信ネットワ-ク整備の現状と課題、また、それと諸機能集積との関係等について検討を進めていくこととしている。

 

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