平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2) 電気通信標準化部門への寄与

 電気通信標準化部門の作成する勧告は、国際的な標準として世界的に広く採用されている。我が国も、電気通信標準化部門の調査研究に対して積極的に寄与し、電気通信の発展に貢献している。
 5年3月にヘルシンキにおいて、勧告の審議等を行う第1回世界電気通信標準化会議が開催され、多くの標準が採択された。その中で、将来の電気通信の発展及び利用者の利便性を高めるため、特に積極的に、電気通信管理網、インテリジェントネットワーク、パーソナル通信、広帯域ISDN、オーディオビジュアルサービス(マルチメディア情報をリアルタイムに2地点間以上で通信するサービス)の各項目について、審議が行われた。郵政省では、電気通信技術審議会からの5年1月の「CCITT総会への対処について」の一部答申に基づき、積極的に本会議へ寄与してきたところであり、引き続き電気通信標準化部門への調査研究へ寄与を図っている。

 

第2章第6節2(1)電気通信の標準化推進に対する取組 に戻る (3)OSIの普及 に進む