平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2) 視聴覚障害者向け放送番組の充実

 近年、情報通信技術の急速な進歩や国民の情報ニ-ズの多様化・増大により、衛星放送等の新しい放送サ-ビスが開始されている。しかしながら、その一方で視聴覚障害者が放送を享受する上で不可欠な解説放送、字幕放送等は、市場採算性に乏しいため、実施状況は必ずしも十分とはいえない状況にある。
 このため郵政省では、4年9月から「視聴覚障害者向け放送番組の制作・流通に関する調査研究会」を開催し、視聴覚障害者向け放送番組の制作分野及び流通分野が直面している課題を解決するための具体的方策について多角的に調査研究を行った。
 また、身体障害者向けの通信・放送サ-ビスの利用の円滑化のための施策を推進することとしている。

 

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