平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(5) アジア・太平洋地域における標準化活動

 今後21世紀に向け、アジア・太平洋地域の社会経済の発展は、電気通信ネットワークの円滑な構築が必要不可欠である。特に、今後の高速データ通信、画像通信等に対応した通信網の高度化を効率的・経済的に進める上で、地域内外での通信の相互接続性の確保、マルチベンダ化等が重要であり、ITU等で策定されたデジタル通信網等に関する国際標準の域内における積極的な導入、高度ネットワークの地域内外での相互接続性の確保等に関する方策を早期に確立することが望まれている。
 このため、4年10月から「アジア・太平洋地域における標準化の推進に関する調査研究会」を開催し、アジア・太平洋地域の先進国である我が国としても国際貢献の立場からこれらの方策について検討を行っている。

 

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