平成5年版 通信白書

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第3章 映像新時代を迎える情報通信

(2) ケーブルテレビの発達・普及の促進

 ケーブルテレビは、地域に密着したメディアであるため、地域コミュニティ番組の放送が容易であることなどから、今後、地域社会における基幹的な情報通信基盤の一つとして発展していくことが期待されている。
 特に、近年、通信衛星を利用したケーブルテレビ向け番組配信(スペース・ケーブルネット)の実現とともに多チャンネルケーブルテレビ(特に都市型ケーブルテレビ)の増加が著しくなっている。
 しかし、ケーブルテレビの施設建設に多額の投資を必要とするほか、番組供給体制の整備等その発達・普及のためにはなお課題もあり、地域に密着した映像情報の受発信機能の整備等の観点から既に金融、税制面からの支援等を行っているが、今後ともケーブルテレビの発達・普及を図っていくことが重要である。

 

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