平成5年版 通信白書

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第3章 映像新時代を迎える情報通信

(3) ハイビジョン・シティ構想の推進

 ハイビジョン・シティ構想は、「多極分散型国土の形成」を目標とした第四次全国総合開発計画における情報通信の整備の趣旨等を踏まえ、人々が集い生活する都市を拠点に高度映像メディアであるハイビジョンを導入し、映像のもつヒューマンコミュニケーション機能を活用することで、都市のアメニティ向上と情報発信・蓄積機能の拡大をもたらし、魅力ある都市づくりを促進することを目的としている。
 このため、全国の都市の中から普及拠点となるべきモデル都市を選定し、そこにハイビジョンを優先的に導入する方策をとっている。
 モデル都市では住民のニーズに対応したハイビジョンの利用を通じ、オリジナルティのある映像文化を創造するとともに、豊かな都市空間の実現を目指すこととなる。
 郵政省では、元年3月から、ハイビジョンの普及拠点として、当面、各都道府県に1か所を目標としてモデル都市の指定を行ってきており、4年度末現在、35地域(32市・2町・2村)を指定している。

 

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