平成5年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2) 個人間通信の振興

 手紙・葉書による個人間通信は「郵便の原点」ともいえるもので、心豊かな潤いのある社会づくりに貢献できる貴重な通信手段である。郵政省では、手紙を書く体験を通じ、手紙に親しんでもらうため、手紙教室を開催しているところであるが、5年度においては個人間通信の一層の振興を図るために、近年人気が高く、かつ手軽に手紙の良さが体験できる絵手紙教室の全国的展開を図ることとしている。
 また、進行しつつある長寿社会において、高齢者の方々が手紙を書くことを通じて集まり、会員の知識・経験の交流を図り、その能力を活かして、地域の様々な文化活動に参加し、心豊かで張り合いのある生活を送れるよう、「シニア郵便友の会」の育成に努めるほか、郵便友の会との交流会を開催することにより、異世代間のコミュニケーションを図ることとしている。

絵手紙教室の開催

 

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