平成5年版 通信白書

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第3章 映像新時代を迎える情報通信

(4) マルチメディアソフトをめぐる環境の整備

 今日、多メディア・多チャンネル化の進展等により、映像ソフトの流通は急速な多様化が進行している。また、記録媒体の多様化及び映像機器の高度化等により、利用者側においても映像ソフトを視聴するのみならず、自在に利用・処理することが可能な環境が整いつつある。このように、映像を中心とする多彩な情報が、多様なメディアにより、自在に提供、流通及び利用される環境の到来が期待されるところであるが、同時にこれを実現するための各種の課題が指摘されている。このような問題意識のもと、4年8月より、郵政省に「メディア・ソフト研究会」が開催された。この研究会では、映像を中心とする情報ソフトのうち、利用者からみた望ましい環境の将来像を展望しつつ、円滑なソフト制作・流通・利用を促進するための通信・放送政策の在り方や各種支援施策が審議されている。

 

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