|
第1部 平成6年情報通信の現況第2節 情報ストックの動向前節において、5年度の「情報流通量」、「我が国と諸外国との情報受発信量」という情報のフロー面から情報化の動向をとらえた。情報化の動向をとらえるもう一つの方法として、情報の蓄積量(以下、情報ストック量という)からのアプローチが考えられる。情報のストックとして、テレビジョン放送の録画やラジオ放送の録音、家庭や図書館の蔵書、ビデオソフト、オーディオソフトの保有、事業所における文書の保存、レンタルビデオ等、情報の保存・再利用を目的に1年以上保存されている情報量を考える。 ここでは主に既存の統計データを基に、我が国及び主要諸外国(対象20か国)について行った情報ストックの計量結果について概観する。
|