平成7年版 通信白書

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第3部 マルチメディア化と情報通信市場の変革

1 マルチメディア化

 テキスト、データ、音声、映像等の多様な表現メディアを複合的に利用して、情報を分かりやすく効果的に伝達したり入手したりすることへのニーズが高まっており、これをマルチメディア化へのニーズとして整理し、概観する。
 個人においては、テキスト、データ、音声、映像等多彩な情報伝達手段を利用しやすい条件が整ってきたことにより、より多様な表現メディアを利用して情報を入手し、また、より多様な手段により自己表現をすることへの期待が大きくなってきている。
 企業においては、映像を利用した販売や遠隔地との協同作業の効果を高めることが期待されている。
 教育の分野においても、児童・生徒の関心を高めたり、理解を深めたりするため、マルチメディアを授業の中で活用することが期待されている。
 また、映像や音声、文字情報等を複合して利用することにより、高齢者や障害者にとって使いやすくなる機器やサービスが開発され、ハンディキャップが克服されることが期待されている。

 

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