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第2部 情報通信政策の動向3 三陸はるか沖地震6年12月28日、三陸沖を震源とするマグニチュード 7.5の「三陸はるか沖地震」が発生し、建物の損壊等により3名が死亡するなど、震度6を記録した青森県八戸市を中心に大きな被害が生じた。 情報通信に関する被災・復旧状況及び郵政省の講じた対策は次の通りである。 (1) 被災・復旧状況NTTについては、中継系設備では特に障害はなかった。加入者系設備では八戸市を中心に約 1,100件の加入者線、電話機等に障害が発生したが、12月30日までに回復した。 NTT以外の電気通信事業者については、委託先伝送路の障害により、携帯・自動車電話基地局が1局発着信不能になったが、翌12月29日に復旧した。 なお、放送関係、郵便関係においては、特段の被害はなかった。 (2) 対策被災者への救援対策として、1月10日から2月9日までの間、被災者の救助等を行う団体にあてた救助用・見舞用の現金を内容とした郵便物の料金の免除を行った。
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