平成13年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第2章 情報通信の現況

2 電気通信サービス

(4)ISDN

回線数、トラヒックとも急激に増加

 ISDNサービスには、64kbpsの伝送速度で同時に2チャンネル利用可能な基本インタフェースによるサービスと、1.5Mbpsの高速大容量の通信を可能とする一次群速度インターフェースによるサービスとがある。平成12年3月末現在、基本インターフェースが957万加入(対前年度比64.2%増)、一次群速度インターフェースが13万加入(同72.6%増)と平成7年度以降、急激な伸びを示している(図表1))。
 この主な理由としては、ISDNが電話回線に比べて高速大容量のデータ伝送が可能であることから、インターネットやパソコン通信の利用に適していること、また、インターネットやパソコン通信にアクセス中であっても、電話が利用できることの利便性や、導入する際に必要となる接続装置等の価格が近年低廉化の動きにあること等が要因として挙げられる。
 また、トラヒックについても、回線数に比例して継続的に増加している(図表2))。

図表1) ISDNサービス回線数の推移
ISDNサービス回線数の推移
図表2) トラヒックの推移
ISDNサービスのトラヒックの推移

 


(3)加入電話 に戻る (5)公衆電話 に進む