平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 電気通信サービス

(10)国内専用

高速デジタル伝送サービスの回線数は前年度の倍以上の伸び

 一般専用サービスには、電話やファクシミリ通信に適したアナログタイプの帯域品目と、データ伝送に適したデジタルタイプの符号品目がある。平成11年度末現在の回線数は、全体で88万4,360回線(対前年度比6.0%増)であった(図表1))。
 一方、高速デジタル伝送サービスとは、高速、大容量の情報伝送が可能な専用サービスである。品目としては、64kbps〜6Mbpsまでの高速品目及び32Mbps〜150Mbpsまでの超高速品目がある。平成11年度末現在、回線数は、52万2,268回線(対前年度比105.1%増)であった。ここ数年の傾向として、高速デジタル伝送サービスの回線数が大幅に増加していたが、特に、平成11年度には、前年度の倍以上の伸びとなった。
 なお、高速デジタル伝送サービスの総回線数における速度別回線数のシェアをみると、平成11年度末現在、全体の9割近くを64kbpsと128kbpsが占めており、比較的低速度の回線に需要が集中していることが分かる(図表2))。

図表1) 専用サービス回線数の推移
専用サービス回線数の推移
図表2) 高速デジタル伝送サービスにおける回線速度別回線数のシェア(平成11年度末現在)
高速デジタル伝送サービスにおける回線速度別回線数のシェア(平成11年度末現在)

 


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