平成13年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

3 電気通信利用環境の整備

(2)電気通信サービスモニター制度

電気通信サービスの相談窓口を希望する人が約6割

 総務省は、利用者が安心して電気通信サービスを利用することができるよう、電気通信サービスに関する利用者の意見・要望を幅広く聴取し、今後の電気通信行政に反映させることを目的として、平成6年度より電気通信サービスモニター制度を実施し、その一環としてモニターに対してアンケート調査を実施している。
 平成12年度の第2回アンケート(平成13年1月実施)では、電気通信サービスに関する相談窓口、電話会社選択サービス(マイライン)について調査を行った(図表)。

1)電気通信サービスに関する相談窓口
 電気通信サービスについて電気通信事業者や公的機関等への相談をしたことがある人は、39.5%となっており、相談先は「電話会社やインターネットサービスプロバイダ等の電気通信事業者」が92.3%と最も多い。電気通信サービスに関する相談窓口の在り方をみると、「電気通信サービス全体に対する専門的で横断的な相談窓口があるべき」と答えた人が59.8%と最も多い。

2)電話会社選択サービス(マイライン)について
 電話会社選択サービス(マイライン)という言葉について、「見たり聞いたりしたことがある」人が96.0%と認知度は極めて高い。「マイライン」の「申込みをした」人は16.7%であり、その電話会社選定理由は、「今まで使っている電話会社だったから」が「料金が安かったり、割引があったりしたから」を上回っており、必ずしも料金額や割引が電話会社の選定理由とはなっていない。

図表 平成12年度電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果(抜粋)
  (参考)アンケート発送数:1,000、回収数:916、回収率:91.6%
  
1) 電気通信サービスについて電気通信事業者や公的機関等への相談経験の有無
電気通信サービスについて電気通信事業者や公的機関等への相談経験の有無
2) 相談先(複数回答)
相談先
3) 電気通信サービスに関する相談窓口の在り方(複数回答)
電気通信サービスに関する相談窓口の在り方
4) 「マイライン」という言葉の認知状況
「マイライン」という言葉の認知状況
5) 「マイライン」の登録申込み
「マイライン」の登録申込み
6) 電話会社選定理由(複数回答)
電話会社選定理由

 


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