平成13年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

3 郵便局を利用した高齢者等のための情報化支援

高齢者を対象とした無料のパソコン教室を実施

 情報化の進展にともない、パソコンが各家庭にまで普及し、日常生活においてもインターネットによる情報の収集や伝達が行われている。一方、高齢者等のいわゆる情報弱者にとっては、これらを気軽に利用するための機会や学習の場が不十分なため、情報格差が生じ、その結果、社会的・経済的格差につながる恐れがある。
 総務省郵政事業庁では、平成10年度より、郵便局の地域サービスの一環として、高齢者等のパソコンやインターネットを利用した情報化を支援するため、郵便局の施設等を利用し、地方公共団体等との連携によって、無料の高齢者等パソコン教室を実施している(図表)。
 地方公共団体や地域のボランティア団体等の協力を得たボランティア講師等により、パソコンを利用した絵はがき作成、電子郵便局ホームページ等へのアクセスによるインターネット体験などを実施している。
 平成13年度についても受講者数の増加を図りつつ推進することとしている。

図表 郵便局を利用した高齢者等のための情報化支援
郵便局を利用した高齢者等のための情報化支援のイメージ 

 


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