平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 電気通信サービス

(11)国際専用

大容量回線への需要シフトがさらに進展

 国際専用サービスの総提供回線数(KDD(現KDDI)、日本テレコム、C&W IDC、NTTコミュニケーションズ等11社の合計)は、平成11年度末現在、1,619回線(対前年度比4.5%減)である。これを品目別にみると、音声級回線が109回線(同25.9%減)、電信級回線においても30回線(同71.4%減)と大幅な減少となった(図表1))。さらに、中・高速符号伝送用回線は、1,480回線(同2.5%増)とやや増加し、総提供回線に占める割合は91.4%(対前年度比6.3ポイント増)と9割以上を占めることとなり、大容量回線への需要が進展している。
 また、平成11年度末の中・高速符号伝送用回線の回線数を取扱地域別にみると、上位4地域の順位は平成10年度に引き続き変わらないものの、第5位以下では、イギリスのシェアが下がる一方で、韓国、タイ、台湾のシェアが上がった(図表2))。

図表1) 国際専用回線数の推移
国際専用回線数の推移
図表2) 取扱地域別国際専用回線数比(中・高速符号伝送用回線)
取扱地域別国際専用回線数比(中・高速符号伝送用回線)

 


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