平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 電気通信サービス

(8)無線呼出し

契約数が減少する中、発信課金サービスの契約数は増加

 無線呼出しサービスの総契約数(NTTドコモグループとNCC4社の合計)は、平成13年3月末現在144万契約と、対前年同期比30.4%減となり、前年に引き続き大幅に減少した(図表1))。
 総契約数をNTTドコモグループ及びNCC別にみると、平成13年3月末現在、NTTドコモグループの契約数は110万契約(対前年度同期比24.1%減)、NCCの契約数は34万契約(同54.8%減)である。総契約数に占めるNCCのシェアは23.7%となっている。平成11年度及び12年度には、NCCの事業廃止が相次ぎ、シェアも下がってきている。平成13年4月末現在で、NCC31社中、29社が事業を廃止した。
 また、無線呼出し契約者が呼出料金を負担するのではなく、発信者側が呼出料金を負担し、契約者の月額利用料金を無料又は大幅に低減した発信課金のサービスが、NTTドコモ及び東京テレメッセージ(現東京ウェブリンク)等で平成11年2月より開始された。無線呼出しが減少する中、発信課金の無線呼出し契約数及び無線呼出し全体に対するそのシェアは増加している(図表2))。

図表1) 無線呼出し契約数及びNCCのシェアの推移
無線呼出し契約数及びNCCのシェアの推移
図表2) 発信課金サービス契約数及びそのシェアの推移
発信課金サービス契約数及びそのシェアの推移

 


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