平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 放送サービス

(6)放送大学

多彩な放送メディアを利用して、生涯学習の推進に貢献

 放送大学学園は、昭和58年4月に放送大学を設置するとともに、翌59年に東京放送局(東京タワー)と群馬放送局を開設し、60年4月から地上系テレビジョン放送及び超短波放送の2系統による関東広域圏(1都6県)を対象として授業番組の放送を開始した。平成10年1月からは、CSデジタル放送により全国で視聴可能となっている。ケーブルテレビにおいては、地上放送及びCSデジタル放送の再送信が行われている。
 また、放送大学学園は、全都道府県に49か所の学習センターを設置しており、面接授業、学習指導、番組再視聴及び単位認定試験等を実施している。平成13年10月には全国50か所目の東京多摩学習センターを新設する。学習センターのブランチ的機能を有するサテライトスペースについては、平成11年度から設置を進めており、平成13年4月に4か所目の福山サテライトスペースを新設した。
 さらに、平成13年4月に高度専門職業人養成等を目指した大学院文化科学研究科(修士課程)を開設し(学生受入開始は平成14年度)、平成14年4月からの大学院科目の放送開始に向けて準備を行っている。
 平成12年度における1日の放送時間は、地上系テレビジョン放送、超短波放送及びCSデジタル放送とも、毎日6時から24時までの18時間で、平成12年度1学期における学生数は81,258名(対前年度比10.6%増)である。

図表 放送大学の学生数の推移
放送大学の学生数の推移

関連サイト:放送大学()

 


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