平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 放送サービス

(4)衛星放送

BSデジタル放送の開始

1)BS放送
 平成12年12月よりデジタル放送が開始され、現在、BS-4先発機を用いたアナログ放送とBS-4後発機を用いたデジタル放送のサービスが提供されている。
 アナログ放送については、NHKによる3チャンネル、WOWOWによる1チャンネルのテレビジョン放送のほか、1社がPCM (Pulse Code Modulation)音声放送を実施している。また、デジタル放送については、NHK及び民間放送7社のテレビジョン放送のほか10社(サイマル放送を行う事業者を含む)の超短波放送、9社(同前)のデータ放送が行われている。
 契約件数は、平成12年度末現在、NHKが1,062.1万件(対前年同期比5.5%増)、WOWOWが265.3万件となっている(図表)。
 
2)CS放送
 デジタル放送については、現在、JCSAT-3及びJCSAT-4を用いてスカイパーフェクTVが、SUPERBIRD-Cを用いて有線ブロードネットワークスが、それぞれ番組を提供している。また、アナログ放送については、現在、JCSAT-2を利用した1社がPCM音声放送を提供しているのみである。
 スカイパーフェクTVの契約件数については、平成13年3月末現在261.8万件(対前年同期比43.6%増)となっている(図表)。
 また、平成12年10月にはBSと同じ東経110度に通信衛星(CS)(N-SAT-110)が打ち上げられ、同年12月には委託放送事業者を決定した。

図表 衛星放送の契約件数の推移
衛星放送の契約件数の推移

 


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