平成13年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 電気通信サービス

(5)公衆電話

データ通信対応型公衆電話の占める割合が年々増加

 公衆電話の施設の総数は、平成12年9月末現在71万4,772台(対前年同期比4.0%減)となっており、平成3年度以降、連続して減少している。これは、携帯電話契約数の伸び等が原因であると考えられる。
 一方、通信機能付きパソコン等の屋外利用が増加したことにともない、デジタル公衆電話施設数は増加傾向となっている。平成10年2月からは、赤外線通信機能を持つ公衆電話が設置された。これにより、外出先でインターネット接続やパソコン通信等を行う際、ケーブルやモデムなしで通信が可能となっている。
 さらに、平成11年3月から、現在のテレホンカードとほぼ同じ大きさで、内部に電話帳機能等の情報をICチップに内蔵したICカード公衆電話が導入され、セキュリティ対策等の強化が図られた。

図表 公衆電話施設数の推移
公衆電話施設数の推移

 


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