平成8年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

コラム

コラム3 電話勧誘・迷惑電話に関する実態調査

 郵政省では、7年11月、委託調査を通じたアンケートにより、「電話勧誘・迷惑電話に関する実態調査」を実施し、7年12月、その結果を公表した。その概要は次のとおりである。

1 電話勧誘とそれによる不愉快な思いの経験の有無

 電話勧誘を受けたことのある人の割合は、74.8%に上り、そのうちの85.4%の人が不愉快な思いをした経験がある。その理由としては、「強引でしつこい」(57.3%)と「断ったのに何度も電話してくる」(49.3%)が多い。

2 電話勧誘の是非

 電話勧誘の是非については、「電話で勧誘を受けることは、自宅でも職場でも非常に迷惑なことである」とした人が51.0%と最も多く、これに次いで「自宅でも職場でも、電話勧誘を受けることには抵抗を感じる」とした人が34.6%となっており、大多数の人が電話勧誘に不快感や抵抗感を持っている。

3 電話勧誘に望む対策

 今後電話勧誘に望む対策については、「会社名、名前、勧誘目的であることを告げるよう義務づけること」(55.8%)、「書面による契約を義務づけること」(54.1%)、「申込みの撤回ができるようにすること」(50.2%)が過半数を占めており、「何も必要ない(現状のままでよい)」と回答した人はほとんどいなかった( 1.4%)。

 

不愉快な思いをした理由

 

電話勧誘の是非

 

電話勧誘に望む対策

 

コラム2 インターネット・エキスポ '96 に戻る コラム4 赤いポスト白書 に進む