平成8年版 通信白書

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第1章 平成7年情報通信の現況

(1)  我が国の情報ストックの動向


 様々な形態で蓄積されている情報ストック量(計量対象メディアについては付表8を参照)は、6年度において1.24×1015ワード(6.61×1016ビット(注13))であり、昭和59年度と比較して1.53倍となっている。個別のメディア構成を見ると、家庭の蔵書を中心とする書籍が68.3%と大部分を占めており、以下、データベース( 7.0%)、地上系テレビジョン放送(6.64%)、事業所等で保管される手書き文書(6.61%)と続いている(第1-3-14図参照)。
 6年度の情報ストック量と昭和59年度からの増加率(倍数)を各メディアについて見てみると、情報ストック量が多い10メディアの中で増加率が高いものは、ケーブルテレビ(26.8倍)、地上系テレビジョン(13.2倍)、ビデオソフト(12.6倍)が挙げられる。そのほか衛星テレビ( 2,923 倍)、レンタルビデオ( 264倍)が非常に高い伸びを示している(第1-3-15図参照)。
 また、電気通信系映像メディアの情報ストック量全体に占める割合の推移を見ると、上昇傾向にあることが分かる(第1-3-16図参照)。


第1-3-14図 情報ストック量のメディア構成

第1-3-15図 メディア別情報ストック量及び伸び率

第1-3-16図 情報ストック量に占める電気通信系映像メディアのシェアの推移

 

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