平成8年版 通信白書

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第3章 情報通信が牽引する社会の変革―「世界情報通信革命」の幕開け―

2 欧米の情報通信市場の構造変革

 (1)  情報通信サービスの動向

 電話回線数、携帯・自動車電話の契約数、ケーブルテレビの加入数及びパソコン保有数により欧米地域での情報通信サービスの現状(1994年) を見ると第3-1-21図、第3-1-22図、第3-1-23図、第3-1-24図、第3-1-25図、第3-1-26図のとおりである。
 米国、英国、ドイツ及びフランスにおける 100人当たりの電話回線数は、米国が60.2回線と高く、次いでフランスの54.7回線、英国の48.9回線、ドイツの48.3回線であり、いずれも我が国(48.0 回線)より高い水準となっている。
  100人当たりの携帯・自動車電話の契約数では、米国が 9.3、英国が 6.5であり、我が国(3.4) より高く、ドイツが 3.1と我が国と同じ水準にある。また、1990年から1994年にかけての年平均伸長率は、ドイツが74.0%と急成長している。
  100人当たりのケーブルテレビの加入数では、米国が23.2、ドイツが18.0と高くなっており、我が国(8.3) よりも高水準となっている。また、フランスが 2.8、英国が 1.6と我が国の都市型ケーブルテレビの加入数(1.8) と同レベル又はそれ以上となっている。
  100人当たりのパソコン保有数では、米国が29.8台と高く、次いでフランスが15.9台、英国が15.2台、ドイツが14.4台であり、いずれも我が国( 12.0台) より高い水準となっている。


第3-1-21図 国別電話回線数(100人当たり)(1994)

第3-1-22図 国別携帯・自動車電話の契約数(100人当たり)(1994)

第3-1-23図 国別電話回線数年平均伸長率(1984〜1994)

第3-1-24図 国別携帯・自動車電話の契約数 年平均伸長率(1990〜1994)

第3-1-25図 国別ケーブルテレビの加入数(100人当たり)(1994)

第3-1-26図 国別パソコン保有数(100人当たり)(1994)

 

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