平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(4)  ルーラル加入者無線の実用化

 現在、山間、離島等のルーラル地域と呼ばれる地域においては、有線系の加入者線と比較し、一般的に設置が簡単で、耐災害性が高いなどの特徴を有している電波を利用したシステムに加入者線としての期待が高まっている。こうした状況を踏まえ、6年11月、郵政省は、「ルーラル加入者無線通信システムの技術的条件」について、電気通信技術審議会に諮問し、同審議会で審議されてきたが、7年6月、答申を受けた。郵政省は、それを踏まえ、8年3月、「無線設備規則」及び「特定無線設備の技術基準適合証明に関する規則」の各一部を改正した。

 

 

(3) 効率的な周波数利用のための諸方策 に戻る (5) 電波環境保護の促進 に進む