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データ多重放送は、デジタル情報により、音響、文字、図形等多様なサービスの提供を可能とし、かつ、対話型(インタラクティブ)の情報提供機能が実現できるものであり、放送全体のマルチメディア化の先駆的サービスとして期待されている。 7年11月、電気通信技術審議会から「地上データ放送の技術的条件」のうち、地上系テレビジョン放送の垂直帰線消去期間を利用した地上データ放送(VBI方式)の技術的条件について、一部答申が出され、8年3月、データ多重放送を地上放送に導入するための制度改正が行われた。 また、この地上データ放送を活用して提供できるサービスの中で、事業化の期待が大きい電子新聞放送について、郵政省は7年10月から、「電子新聞放送の将来動向等の調査に関する連絡会」を開催している。ここでは、電子新聞放送に関する利用者ニーズ、将来需要及び社会的インパクト、円滑な導入のために考慮すべき事項等の調査をしており、8年6月に最終的な報告が出される予定となっている。8年3月には、本調査の一環のアンケート結果が出された。