平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2)  情報社会と開発途上国に関する会合(仮称)の開催

 1995年2月、ベルギーのブラッセルで開催された「情報社会に関する関係閣僚会合」において、南アフリカ共和国副大統領から、世界情報インフラの整備を含む技術革新及び新技術の普及について、開発途上国も含めフォローアップを行う必要性が指摘されるとともに、別途会合を開催することが提案された。
 この提案を受けて、1995年6月、カナダのハリファックスにおいて開催された、第21回主要先進国首脳会議(ハリファックス・サミット)において、「情報社会と開発途上国に関する会合(仮称)」を1996年春、南アフリカ共和国において開催することを支持する旨合意した。同会合は、1996年5月、同国ヨハネスブルク近郊において開催予定であるが、我が国を含めたG7各国、31の開発途上国、16の国際機関等が参加の見込みである。同会合では、閣僚会合において開発途上国のニーズ、グローバルな情報社会の構築等について、また、分科会において通信網の相互接続の確保及び人材への投資等について討議される見込みである。

 

 

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