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基盤技術研究促進センター(以下(7) において「センター」という。)は、民間において行われる電気通信及び鉱工業分野の基盤技術に関する試験研究を促進するための機関である。センターは、産業投資特別会計から出融資される資金を原資として、試験研究に必要な資金を供給するための出融資事業を行うほか、国立試験研究機関と民間とが行う共同研究のあっせん、海外からの研究者の招へい等の事業を行っている。 7年度において、新たにセンターの出融資対象として採択された案件は、出資関係が4件(7年度出資額 2.5億円)、融資関係が19件(7年度融資額約 2.2億円)となっている。このうち、電気通信関係の出資案件は、「高度情報通信基盤の伝送系における電磁妨害に関する対策技術の基礎研究」及び「環境適応通信の基礎研究」の2件(7年度出資額約 1.3億円、第2-2-12表参照)、融資案件は14件となっている。 また、8年度においては、センターは産業投資特別会計からの資金等(出資 200億円、融資60億円、自己資金25億円)を原資として、 200億円の出資事業、85億円の融資事業を行うこととしている。