平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(7)  アジア・太平洋地域におけるマルチメディア人材育成システムのためのネットワーク技術の研究開発

 アジア・太平洋諸国における情報通信分野の人材育成に資するために、郵政省は、7年度第二次補正予算で通信・放送機構に出資し、通信・放送機構江別リサーチセンター(北海道)では、モンクット王工科大学(タイ王国)、南京大学(中国)及び郵電大学(中国)と共同で、衛星通信等の情報通信基盤を利用したマルチメディア人材育成システムの構築に関する基盤技術の研究開発を行っている。ここでは、マルチメディアに対応した研修素材データベース、マルチメディア入出力機能を備えた遠隔研修用CAIシステムの開発及びネットワーク技術の開発を行い、アジア・太平洋諸国との共同実験を通じて情報通信分野における遠隔研修用CAIシステムの有効性を実証するとともに、導入に当たって解決すべき課題等について検討している。

 

 

(6) 固定衛星通信システムの普及促進に関する検討 に戻る 第2章第4節4(1) 周波数資源の開発 に進む