平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

第1節 高度情報通信社会の実現に向けた政府の取組

 1 公共分野の情報化実施指針の策定

 内閣に設置された「高度情報通信社会推進本部」は、7年2月、「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」を決定した。本基本方針においては、公共分野の情報化等(公共分野のアプリケーションの開発・普及等)を推進するために、7年中に本基本方針を受けて関係省庁が分野ごとの目標、中期的施策、その進め方等を内容とする実施指針を策定し、明らかにすることとされ、また、本基本方針に基づく情報化施策の実施状況についてフォローアップを行うこととされた。
 7年8月、本基本方針に基づき、行政情報化推進計画の進ちょく状況について報告が行われるとともに、関係省庁において、「教育・学術・文化・スポーツ分野における情報化実施指針」、「研究開発活動の情報化実施指針」、「保健医療福祉分野における情報化実施指針」、「道路・交通・車両分野における情報化実施指針」、「気象・航空管制部門等公共輸送部門における情報化実施指針」及び「防災分野における情報化実施指針」が取りまとめられた(第2-1-1表参照)。
 また、8年2月、高度情報通信社会推進本部会合において、高度情報通信社会推進に向けた基本方針及び公共分野の各情報化実施指針のフォローアップが行われた。

第2-1-1表 公共分野の情報化推進計画及び情報化実施指針の概要
第2-O-1表 7年度情報通信政策の動き(5)

 

 

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