平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(6)  固定衛星通信システムの普及促進に関する検討

 近年、我が国の固定衛星通信システムは、耐災害性、広域性、同報性といった特徴により普及発展してきたが、こうした中、新しい通信衛星の打ち上げ、国内衛星通信事業者による国際サービスの開始、外国衛星通信事業者の日本市場への参入、さらに、米国における次世代の新しい衛星通信システムの構想の出現等固定衛星通信システムを取り巻く環境は急速に変化してきており、今後のマルチメディア社会に向けた固定衛星通信システムの在り方等についての将来ビジョンの構築が求められている。
 そこで、郵政省では、8年1月から「マルチメディア社会に向けた衛星による固定通信システムに関する調査研究会」を開催し、国内外における固定衛星通信システムの動向、市場規模等の調査を踏まえ、その普及発展のための課題と展望及び推進方策について検討を行っており、8年5月に検討結果を取りまとめることとしている。

 

 

(5) 移動衛星通信サービスの提供 に戻る (7) アジア・太平洋地域におけるマルチメディア人材育成システムのためのネットワーク技術の研究開発 に進む