平成8年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3)  新郵便番号制の導入

 7年8月に郵政審議会から「新郵便番号制を導入することについて」に対する答申が出され、郵政省では、10年2月の実施に向けて準備を進めている(第2-6-1表参照)。
 現行の郵便番号が配達局を示すものであるのに対して、新郵便番号制では、住所の漢字部分(行政区・町名)が郵便番号で表され、丁目、番、号等の数字部分が合わさり、住所全体がバーコードに変換される(第2-6-2表参照)。
 郵政省では、このコード化された住所を当該郵便物に印刷し、その後の作業をバーコード読取装置で処理することで、郵便物の機械処理の範囲を拡大して郵便事業の効率化を図り、将来にわたって低廉で良質な郵便サービスを安定的に提供していくこととしている。

第2-6-1表 新郵便番号制度導入のスケジュール

第2-6-2表 新郵便番号制と住所のコード化

 

 

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