平成8年版 通信白書

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コラム

コラム8 インターネット・カフェ

 インターネット・カフェとは、インターネットに接続することのできるパソコンが置かれ、コーヒー等を飲みながらインターネットを使うことのできるスペースである。ここ最近では、我が国各地にインターネット・カフェができ、その数は増加してきている。
 現在、一般の人々が自らインターネットに接続するには、パソコン等の端末代、プロバイダへの接続料金、通信料金等のイニシャルコスト、ランニングコストがかかり、また、接続するためにパソコンを設定する知識が必要で、それほど気軽に行えるものではない。そのため、時間や料金を気にすることなくインターネットを使え、また店によってはインストラクターがおり、操作方法を教えてくれるインターネット・カフェは、一般の人々がインターネットを身近に感じることのできる場所である。
 インターネット・カフェの形態としては、元々パソコンのショールームやパソコンショップで、インターネットに接続されたパソコンが数十台設置されており、インターネットに関するセミナーをも行っている本格的なものから、元々がカフェレストランや喫茶店で、そこにインターネットに接続されたパソコンがアトラクション的に数台設置されているものまで幅広い。
 また、インターネット・カフェを利用する人の種類も、企業におけるシステム担当者や広告宣伝担当者が、インターネットをビジネスで活用するための情報収集を行っていたり、学生や主婦が純粋に興味本位でネットサーフィンを楽しんでいたりと多様である。インターネット・カフェの方でも、単にインターネットの操作方法からホームページの開設方法まで様々なセミナーを行っていたり、ネットサーフィンによるゲーム大会を開催したりと利用者のニーズに対応している。

 

インターネット・カフェの風景

 

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