2023年のインターネット利用率(個人)は86.2%となっており(図表Ⅱ-1-11-2)、端末別のインターネット利用率(個人)は、「スマートフォン」(72.9%)が「パソコン」(47.4%)を25.5ポイント上回っている。
【関連データ】インターネット利用端末の種類(個人)
出典:総務省「通信利用動向調査」
URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/datashu.html#f00311(データ集)
個人の年齢階層別にインターネット利用率をみてみると、13歳から69歳までの各階層で9割を超えている一方、70歳以降年齢階層が上がるにつれて利用率が低下する傾向にある(図表Ⅱ-1-11-3)。また、所属世帯年収別インターネット利用率は、400万円以上の各階層で8割を超えている(図表Ⅱ-1-11-4)。さらに、都道府県別にみると、インターネット利用率が80%を超えているのは38都道府県となっており、すべての都道府県でスマートフォンでの利用率が50%を超えている。
【関連データ】都道府県別インターネット利用率及び機器別の利用状況(個人)(2023年)
出典:総務省「通信利用動向調査」
URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/datashu.html#f00314(データ集)
インターネットを利用している人の約70%がインターネットの利用時に何らかの不安を感じており(図表Ⅱ-1-11-5)、具体的な不安の内容としては、「個人情報やインターネット利用履歴の漏洩」の割合が89.4%と最も高く、次いで「コンピューターウイルスへの感染」(61.1%)、「架空請求やインターネットを利用した詐欺」(53.9%)となっている(図表Ⅱ-1-11-6)。
2 令和元年調査の調査票の設計が一部例年と異なっていたため、経年比較に際しては注意が必要。