総務省トップ > 政策 > 白書 > 29年版 > パソコンからの主役交代
第1部 特集 データ主導経済と社会変革
第1節 スマートフォン社会の到来

(1)パソコンからの主役交代

通信利用動向調査の結果を基に、インターネットに接続する端末の利用率の推移をみると、パソコンが横ばい傾向、スマートフォンが増加傾向にあり、2016年には、パソコンが59%、スマートフォンが58%(インターネット利用者に限ったスマートフォン利用割合を算出すると71%)となっている。

図表1-1-2-1 インターネット利用機器の状況(個人)(全体)
(出典)総務省 通信利用動向調査
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年代別にみると、40代以下の世代は、既にパソコンよりもスマートフォンの利用率が高くなっており、若い世代から順次、パソコンからスマートフォンへ利用の中心がシフトしつつある。

図表1-1-2-2 インターネット利用機器の状況(個人)(年代別)
(出典)総務省 通信利用動向調査
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パソコンからスマートフォンへの移行は、利用時間を通してみるとより顕著となる。

2012年から2016年までのパソコンによるインターネット利用時間の推移は横ばい傾向、モバイルによるインターネット利用時間の推移は増加している。これを利用場所の類型別に分けると、職場でのパソコン利用時間は増加傾向となっている。自宅での利用は、パソコンが減少傾向、モバイルが増加傾向になっており、全体的に自宅ではより手軽にインターネットにアクセスできるスマートフォンが活用されている傾向があると考えられる。

図表1-1-2-3 パソコンのネット利用時間とモバイルのネット利用時間の推移(場所別)
(出典)総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
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