●スマートフォンとパソコンの普及率の差が1.2ポイントと接近
2016年の世帯における情報通信機器の普及状況をみると、「モバイル端末全体1」及び「パソコン」の世帯普及率は、それぞれ94.7%、73.0%となっている。また、「モバイル端末全体」の内数である「スマートフォン」は、71.8%(前年比0.2ポイント減)と前年と同程度にとどまったが、「パソコン」の普及率が下がったことによりその差は前年の4.8ポイントから1.2ポイントに縮小している(図表6-2-1-1)。
●個人におけるスマートフォンの保有率は引き続き上昇
2016年における個人のモバイル端末の保有状況を見ると、スマートフォンの保有率が56.8%(前年比3.7ポイント増)と引き続き上昇しており、モバイル端末全体(携帯電話・PHS及びスマートフォン)の保有率も83.6%(同2.2ポイント増)と上昇傾向にある(図表6-2-1-2)。
1 「モバイル端末全体」には、携帯電話・PHSと、2009年から2012年までは携帯情報端末(PDA)、2010年以降はスマートフォンを含む。