総務省トップ > 政策 > 白書 > 29年版 > 安心・安全なデータ流通・利活用環境整備の必要性
第1部 特集 データ主導経済と社会変革
第2節 データ流通・利活用における課題

1 安心・安全なデータ流通・利活用環境整備の必要性

データの利活用が経済成長やイノベーションの促進に資することが期待される一方、自由な利活用が許容される範囲や事業者が遵守すべきルールが曖昧な部分が生じていた。そのような中、データの取扱いに関して議論を呼ぶ事案が発生する等、パーソナルデータの適正な取扱いを求める国民の意識も拡大し、国民の安心感を生む制度の構築が望まれた。このような背景がデータの保護と利活用のバランスを図る制度整備に繋がっている。

本項では、安心・安全なデータ流通・利活用環境整備の在り方をめぐり、広く議論された事例の概要を紹介した上で、諸外国のデータ流通・利活用の促進又は環境整備に関する法制度の概要、及び改正個人情報保護法や官民データ活用推進基本法等の日本における環境整備状況を整理する。

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