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第2部 基本データと政策動向
第2節 ICTサービスの利用動向

(2)インターネットの普及状況

イ インターネットの利用状況

●インターネット利用者数、人口普及率の双方が増加

2016年のインターネット利用者数2は、2015年より38万人増加して1億84万人、人口普及率は83.5%(前年比0.5ポイント増)となった(図表6-2-1-3)。また、端末別インターネット利用状況をみると、「パソコン」が58.6%(同1.8ポイント増)と最も高く、次いで「スマートフォン」が57.9%(同3.6ポイント増)、「タブレット型端末」が23.6%(同5.3ポイント増)となっている(図表6-2-1-4)。

図表6-2-1-3 インターネットの利用者数及び人口普及率の推移
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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図表6-2-1-4 インターネット利用端末の種類
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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●インターネット利用は概ね上昇傾向にあり、世代間の差は縮小するも年収間の格差はいまだに存在

2016年における個人の年齢階層別インターネット利用率は、13歳〜59歳までは各階層で9割を超えているほか、6歳〜12歳の利用が82.6%と前年から7.8ポイントと大幅に上昇した。また、所属世帯年収別の利用率は、400万円以上の各階層で約9割となっている(図表6-2-1-5)。

図表6-2-1-5 属性別インターネット利用率
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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●大都市圏を中心にインターネット利用率、スマートフォン利用率が高い

地方別にインターネット利用率及びスマートフォン利用率をみると、いずれも南関東、東海、近畿の利用率が高く、最も高い南関東は、インターネット利用率が88.1%、スマートフォン利用率が64.9%となっている(図表6-2-1-6)。

図表6-2-1-6 地方別インターネット利用率及びスマートフォン利用率(個人)(2016年)
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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ウ インターネットの利用目的

●インターネットの利用目的は、「電子メールの送受信」が最も多い

インターネットの利用目的については、「電子メールの送受信」が年齢階層に関わらず高くなっている一方、「ソーシャルネットワーキングサービスの利用」や「動画投稿・共有サイトの利用」では年齢階層による差が大きくなっている(図表6-2-1-7)。

図表6-2-1-7 年齢階層別インターネット利用の目的・用途(複数回答)
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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このうち、ソーシャルネットワーキングサービスについては、前年と比較して13〜69歳の各年齢階層で利用割合が上昇している(図表6-2-1-8)。

図表6-2-1-8 年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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エ インターネットで購入する際の決済方法・購入最高金額

●インターネットで購入する際の決済方法は「クレジットカード払い」が約7割と最も多い

インターネットで購入する際の決済方法をみると、「クレジットカード払い」が69.5%と最も高く、次いで、「コンビニエンスストアでの支払い」(38.7%)、「代金引換」(35.3%)、「銀行・郵便局の窓口・ATMでの振込・振替」(28.8%)となっている(図表6-2-1-9)。

図表6-2-1-9 インターネットで購入する際の決済方法(複数回答)
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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2 ①調査対象年齢は6歳以上。②インターネット利用者数(推計)は、本調査で得られた過去1年間におけるインターネット利用者の割合に6歳以上の推計人口(国勢調査及び生命表等を用いて推計)を乗じて算出。インターネット接続機器については、パソコン、携帯電話・PHS、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等あらゆるものを含み(当該機器を所有しているか否かは問わない。)、利用目的等についても、個人的な利用、仕事上の利用、学校での利用等あらゆるものを含む。③無回答を除いて算出している(ただし、図表6-2-1-1を除く)。

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