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第2部 ICTが拓く未来社会
第1節 ICT端末の新形態

(2)ウェアラブルデバイスの種類

ウェアラブルデバイスはその装着形態に応じてメガネ型、時計型、リストバンド型等に分類することができる。メガネ型はメガネ状の形をした頭に装着するウェアラブル端末であり、両目若しくは片目の視野部分が透過型のディスプレイになっている機種が一般的であり、映像や画像が空中に浮いているように見えるのが特徴である。リストバンド型は腕に装着する形状のウェアラブル端末であり、1日24時間の常時装着も可能となるよう軽量に設計されている場合が多い。腕時計型はリストバンド型同様に腕に装着する形状のウェアラブル端末だが、一定の大きさを持った表示画面を搭載することで、リストバンド型に比べ様々な操作や情報の表示を可能としている点が特徴である(図表4-1-1-3)。現在、各企業から一般消費者向けに発売・発表されているウェアラブルデバイスは時計型とリストバンド型が中心である。

図表4-1-1-3 ウェアラブルデバイス
(出典)各社公表資料より作成


1 Googleが開発したメガネ型ウェアラブルデバイスであるGoogle Glassは、2013年4月に開発者向けにエクスプローラプログラムを開始した。このプログラムは、開発者から製品利用に関するフィードバックを集めることを目的としており、米国と英国で限定的に実施された。2015年1月19日、エクスプローラプログラムを終了し、Google Glassの更なる開発が進められている。

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