総務省トップ > 政策 > 白書 > 27年版 > コネクテッドカー・オートノマスカーの普及が暮らしに与える影響
第2部 ICTが拓く未来社会
第1節 ICT端末の新形態

(3)コネクテッドカー・オートノマスカーの普及が暮らしに与える影響

以上のように、コネクテッドカーは成長市場として注目されており、利用者の利用意向も総じて高い。コネクテッドカーの普及は、自動車運転の安全性や利便性の向上に資するとともに、車のICT化を推し進め、オートノマスカー実現への動きを加速することにもつながるだろう。

オートノマスカーについては、いまだ実験段階ながら各社が積極的に実用化に向けて動いている。利用者の潜在的な利用意向も高く、特にシニア層や地方部居住者から高い期待が寄せられている。現在、我が国の地方部では、少子高齢化の進行や公共交通インフラの衰退等を背景に、自家用車を運転できない高齢者等の生活の足の確保が問題となっている。オートノマスカーの実現は、こうした問題への解決策の一つともなり得るだろう。

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