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第1部 ICTの進化を振り返る
第2節 通信自由化30年―データに基づく概観

1 市場規模の拡大と経済成長への貢献

(1)通信事業の市場規模

まず、通信事業の市場規模がどのように変化したかをみてみよう。1985年の通信自由化当時、日本の通信事業者はNTT(電電公社)とKDD(国際電電)の2社に限られ、その売上高は合計で5兆3,570億円であった。これに対し2013年の主要国内通信事業者の売上高総額は22兆4,870億円に達し、約4倍に拡大している。その中で、NTTグループの売上高も10兆9,251億円と約2倍に拡大している。事業者間の活発な競争を経て、通信事業の市場全体が大きく広がったことがわかる(図表1-2-1-1)。

図表1-2-1-1 主要国内通信事業者等の売上高
(出典)総務省「グローバルICT産業の構造変化及び将来展望等に関する調査研究」(平成27年)
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